ガテン系の仕事
ガテン系とは、技術を持っている現業職で、一般に、肉体労働者とされています。その為、肉体労働の仕事、例えば、とび職や大工、造園業のような、足袋を履いた職人業ばかりが、ガテン系だと思われている部分があるように思います。しかし、ガテン系とは、技術を持っている現業職のため、職人を指しており、肉体労働に当たるとび職や大工などの土木建築関係の仕事だけでなく、自動車関係、運輸関係、農林業、飲食業、製造業、印刷業、メンテナンス関係と幅広い分野において存在している職種なのです。
ガテン系の仕事を大まかに分けてみると、ものづくり関係の仕事、印刷業、土木建築関係の仕事、整備工事関係の仕事、施設管理、ドライバー、メカニック、調理師、サービス販売関係の仕事となります。こうした分野の中で、ガテン系と呼ばれる職種が点在しているという事になります。
ガテン系の仕事は、技術を必要とする仕事をガテン系と呼んでいるニュアンスもある為、ガテン系の仕事に就くには、それぞれの仕事に必要な技術や資格を必要とします。とび職や大工などの建築関係で言えば、弟子入りし、何十年と下積みをして技術を磨いていく事が、即ち必要なスキルとなり、ドライバーやメンテナンスの様な仕事においては、それを動かし点検する事の出来る免許を取得しておく事がスキルとなるのです。
